これでスタバでくつろげる?

あまりニュースにはなっていなかったのですが、スターバックス店舗でのYahoo! BBモバイル無料試験サービスは5/31(月)にて終了。スタバは結構混むのにPCを持った人間がカフェラテ一杯で20分以上居座る (もっともソファ席は一体どの位座っているのだろう・・・と思う人が多いのですが。) のが嫌われたのでしょうかね。スタバはドトールに比べて客単価は高いのだが、回転率がかなり悪いのは素人目にもはっきりしていたからね。

さて、先日見つけた「自販機が無線LANのアクセス・ポイントに」というプロジェクトは、自動販売機の維持・管理サービスを提供している“自販機オペレーター”のホーキングとネットワーク構築を担当するIRIコミュニケーションズ、およびロケーションオーナー(設置場所を提供)に対する営業や設置作業を担当するタケショウが立ち上げた。実証実験では、まずホテルや駅の構内などにある自動販売機をホットスポット化。回線には光ファイバーもしくはADSLを使い自動販売機にモデムや2.4GHz帯の無線LANアクセスポイントを設置する予定。実験は50台程度の自動販売機からスタートするが、年内には名古屋市だけで1000台前後にまで拡大する予定。さらに、2005年には全国展開し、2〜3万台の自動販売機をホットスポット化するという。
具体的なビジネスモデルとしては、自動販売機のアクセスポイントを既に無線LANスポット事業を展開している接続事業者やISPなどの“足回り”として提供する回線のホールセール。
もう1つのビジネスは「テレメーター事業」だ。こちらは自動販売機の通信機能を利用し、オンラインによる売り上げや在庫の管理を可能にするというもの。在庫を遠隔管理できれば、各オペレーターは商品の配送ルートなどを大幅に効率化できる。
このネットワーク設計、構築、運用を担当するのはIRIコミュニケーションズ。名前からわかるように、藤原洋氏率いるIRIグループの企業。このIRIコミュニケーションズは、以前株式会社インターネットシーアンドオーという会社で、1999年に設立され、約3年前にIRIの子会社になった。そこの取締役だった人はいまやIRI系統会社でデータセンターを生業としている会社の社長。インターネット業界は狭いし、人の入替が激しい。

さて、これと似たようなサービスは、大阪のNTTネオメイトも発表をしていて、空港などの公共エリアでの無線LANアクセスポイントに複数の無線LANサービス事業者を収容するサービスを来週月曜日 (6/7) から開始する。
接続予定無線LANサービス事業者は、西日本電信電話株式会社[フレッツ・スポット]、NTTコミュニケーションズ株式会社[ホットスポット] 、日本テレコム株式会社[モバイルポイント] 。

NTT西のフレッツ・スポットは、静岡県岐阜県富山県以西の30府県で1,500AP。
NTTコムホットスポットは、先日の電源トラブルの巻き添えをくったのでその数が出てきましたが、全国約1,000拠点 (あら、あんなに宣伝していたのに意外と少ない・・・)
日本テレコムのモバイルポイントは、どのくらいあったのか。。。Yahoo!BBモバイルと一緒になるのでしょうかね。でもPDAの利用が少なくなったら。。。いや、PCは軽く小さくなっていくし。。。でも電源は提供されないし。。。