機内ネットは儲かるか

独ルフトハンザが、機内ブロードバンド・サービス「フライネット」を始めたそうです。座席でインターネットや電子メールを30分9.95ドルで利用可。日本航空全日空も年内に国際便で導入予定。
無線LAN802.11b規格)通信が可能なノートパソコンやPDAで、下り5Mbps、上り1Mbpsという速度を機内でシェアすることになるそうです。機内専用ポータルサイト閲覧は無料。インターネットやメール利用は、最初の30分が9.95ドル、以降1分ごとに0.25ドル。到着まで使い放題で 29.95ドルのコースも。支払いはクレジットカード。
先日、日本で行われた機内ブロードバンド接続サービスの利用意向調査によると、国際線の機内においては、全体の58%がインターネット接続を望んでおり、 また、適当な接続料金は無料だと考えているユーザが圧倒的に多いことがわかった。
無線LANの特徴として、「便利で使いたいが金は払いたくない」というユーザが多いと思える。
その1つのビジネス・ケースとして、今週事業閉鎖を発表する米国 Cometa Networks。
2002年末、IBMAT&T、および Intel が合弁事業として設立した会社で、投資会社のApax Partners および 3i も出資している。同社は当初、米国内だけで2万か所のホットスポットからなるネットワークの構築を目指した (実際これまでに開設したホットスポットはシアトルの250か所のみ)。そして、Wi-Fi ネットワーク接続を他のワイヤレス ISP や iPass などの接続サービス業者に卸売りで販売する計画だった。また最近、自動車ディーラーやファッション小売業者、またBarnes & Nobleの全米書店チェーンにホットスポットを提供するなどの大型契約を発表していた。また、東芝からホットスポットサービスを買い取る計画も明らかにしている。だがこうした契約の一方で、CometaはMcDonald'sとの大口契約を逃している。McDonald'sは米国1万2000店舗で展開するホットスポットサービスの業者としてWayportを選定した(そもそも東芝がサービスをCometaに売却したのも、McDonald'sの決定を受けてのことだ)。
さて、7月1日からNTT DoCoMoで組織変更があり、無線LANサービス M-ZONEを担当するMM企画がiモード事業部と一体化するようですね。FOMA無線LANという構想と合致する動きでしょうが、元々別の事業部で動いていた人たちがどう一緒になるのか。
PHS無線LANの一体化もNTT DoCoMoでは難しかった。何故ならPHSは元々NTTパーソナルという別会社がやっていた事業で、iモードでガンガンやっていたNTT DoCoMoにしたら、「あら、なーに?」という態度だった。だから @FreeDはDDIPocketに大きく離されるという結果になっている訳です。今度もその二の舞にならねばいいけど・・・
あら、また脱線している。体調不良の時は頭の中もまとまらない・・・