ケータイ電話を変えずにiモード?

以下は、先週、日経産業新聞に掲載されていた「主要各国・地域の番号継続制度の導入状況」

【英国】
・導入時期:1999年1月
・累計利用率:5%
・手続き期間:7日以内
・利用者負担:最大5,400円

【フランス】
・導入時期:2003年6月
・累計利用率:0.1%
・手続き期間:2〜3ヶ月
・利用者負担:最大2,100円

【ドイツ】
・導入時期:2002年11月
・累計利用率:0.47%
・手続き期間:4〜6日間
・利用者負担:3,000〜3,400円

【米国】
・導入時期:2003年11月
・手続き期間:2,5時間
・利用者負担:月額最大190円
・米国は、現在、まだ主要都市だけだが乗り換え「200万件以上」 となっている。
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0405/14/news023.html

【韓国】
・導入時期:2004年1月
・手続き期間:30〜60分
・利用者負担:100円
・韓国は、一斉に以降可能になっているわけではない。
1月には30万4000人がSKテレコムからKTFあるいはLGテレコムに移行した。ところが,2月には18万5000人と4割減になってしまった。 3月からまた少しづつ増えてはいるが,当初の予想には及ばない数値である。4月末までの累計では97万3000人になる。これはSKテレコムの2003年末の加入者の5.3%にあたる。
2004年7月からKTFのユーザーが他の携帯電話会社に移行できるようになるとどうなるのか、というあたりはhttp://itpro.nikkeibp.co.jp/members/ITPro/KoreanIT/20040512/1/
を読んで「よ〜く考えよ〜」

要するに手間が掛からなくて費用が安ければ乗換率は高いということ。
日本では4,500円くらいというそろばんが出ているが、機種変更でも簡単にできないこの実情を考えると、かなり難しそう。

さて、NTTドコモも社長が変わり、iモード事業部も他の部署と一緒になるという組織変えが7月1日に行われる。そのトップがどのような態度でいるかによって、この手の話は動き方が異なるのよね。。。