アウトソーシングはYahoo!を滅ぼす?

PC価格を間違って掲載した丸紅ダイレクトはひっそりと幕を閉じましたが、先日のカテナが運営する「CatWorks」において、アップル社製「Apple 8xDVD-R メディア(5枚組)」に付した価格がアップル社製「eMac M9461J/A(17型ディスプレイ搭載)」の価格として表示されるという事故については、結局Yahoo! が謝るということで決着がついたらしい。ここで問題なのは「CatWorks」店が入力した商品コードをYahoo!ショッピングで情報提供元会社の商品データと照合し、掲示を行いましたが、その際に、情報提供元会社からの商品データに誤りがあったことが今回の事故の原因というところですね。
もちろん、Yahoo! のように手広くやっているところであれば、あちこちの外注を使うのは当たり前。でも先日の顧客情報流出事件で随分「外注」には神経を尖らせたはずなのに、やっぱりコントロール不足なのでしょうかね。Yahoo! BB のシステムだって、あちこちのチームがバラバラで作ったものだったので、かなり手を加えなければならなかったと知り合いのエンジニアが言っていたし。ネットワーク設計図もきちんとしてなければ直しようが無いしね。今は随分まともになっているらしいけど、最初の頃のネットワーク不備は、韓国製の設備が問題だったとも言われていたけど、元々がボロボロだったといわれましたからね。
でもこれだけ便利に使われているのだから、もうひと踏ん張りをしなければね、孫さんも。これでモバイルだの光ファイバに進出しようとしてもまた綻びから落ちるものが多くなりますよ。