4/8 WiFi ニュース!!

その気になると、ケータイと同じように Wireless LAN 関連のニュースもあるものですね。今度、Impress に Broadband, ケータイとは別に WiFi Watch でも作らない? と言ってみようかしらん。
まあ、それはともかくも、今日の気になるニュースとしては、米国の Pyramid Researchという調査会社によれば、2.5G/3G(EDGE、1x、EV-DO、UMTS)の通信網を利用する携帯電話ユーザーと、無線LANユーザー(無料サービスを含む)の動向を比較した結果、米国では2007年に携帯電話加入者と無線LAN(WiFi)加入者数が逆転するという予測を発表した。2004年の各サービス加入者数は、携帯電話が約2000万人、無線LANが約1000万人となる見込みだが、2007年には無線LAN加入者数が携帯電話加入者数を抜くという。さらに2008年には、無線LANが1億8000万人弱、携帯電話が9000万人強と、その差は約2倍に広がるとしている。
日本のようにケータイでインターネット接続している国は珍しいといつも言っていますが、そこで車に気軽にPC乗っけて動き回る米国ビジネスマンを見たら、そんな予測も「ナットク」できるかも。
そんな動きを見据えて、U.S. Roboticsという会社は、IEEE802.11g対応製品で最高125Mbpsの通信速度を実現すると発表した。U.S. Robotics はその昔、モデム集合機のようなアクセス・サーバを作っていて、1997年2月、3Comに買収された。そのアクセスサーバは、AOLなどで使われていた。(だから、AOLのBB化が遅れたのよね〜というのは一部受けかな・・・) それが、3ComPalm だの何だのやって、業績がアップダウンしている間に、いつの間にかまた別個の存在として製品を出していた。
さて、ここでIEEE 802.11技術のおさらい。
802.11a は 5.2GHz帯の無線で最大約54Mbps。日本では、2002年から対応製品が出ている。
802.11bは、2.4GHzの無線で最大約11Mbps。50m〜100m の距離で通信。でも電子レンジや医療機器、Bluetooth対応製品とバッティングするのでうまくない。
802.11gは、2003年6月策定なので、ちょっとあたらし目。802.11bと同じ2.4GHzの周波数で、でも約5倍の54Mbpsをサポート。802.11b802.11g両方をサポートする製品も結構出ている。
ということなので、最高125Mbpsというのは、かなり画期的な数字ですね。
というところで、本日は時間切れ。NTT Com ホットスポット802.1x認証などについては、また後日。