日本人は韓国の自販機でタバコが買えなくなる?

ICカード内蔵の住民登録証 (つまり、日本の住基ネットカード) が普及している韓国で、7月末から自販機で未成年者がタバコが買えないように、成人認証装置が付けられるという。つまり、タバコを買うためには自販機に住民登録証を差し込んで成人認証を受けなければならない、となる。
日本でもタバコ広告が厳しくなりつつあるが、日本でこれをやったらどうなるんだろう。まず、そこまで住基ネットカードがきちんと作られていない、今発行されている住基ネットカードの数が少なすぎる、住基ネットカードの詐欺が非常に簡単にできる (日経BPのオンラインに面白い記事が出ていた)、まだ加入していない自治体がある (実は私の住んでいるところも) など問題山積みだし、コストの問題などで実現は難しいでしょうね。役所がそこまで深刻に考えるなら、あんなにタバコやお酒の自販機の普及は進まないでしょう。
認証ね〜。ラジオで、指紋認証によりケータイ電話の使える機能を区別するという技術が実用化するようなことを言っていたが、どこまで必要なんだろう。
その昔、ある事情で県警に指紋登録に行ったことがあるが、なんだかとっても嫌だった思い出がある。別に犯罪者ではないのだけど。だから、指紋押印が外国人住民登録の必須事項というのにもかなり抵抗感がある。そこまでして守りたいものって何でしょうかね。こんなに警察の不祥事が続く日本で・・・