桜吹雪もほどほどに

まず昨日のエントリーのフォローから。

「iPhone版Skype遮断」にIT各社が反発、フリーアクセス政策求める
という、冗談じゃない! という世論が出てきましたね。当然でしょう。

著作権法ダウンロード違法化でコンテンツ産業に課せられた責務
という日経オンラインの記事の中で、この法案に賛成という形に読めるのですが
違法DL 3回でネット切断――仏「スリーストライク法」可決へ近づく
という国にはなりたくないものですね。

勤務中のネットサーフィンで生産性向上の可能性、豪研究者が報告
という記事は、私のような、基本的にまじめなので、ひどいサイトに行かない人間は認められるってことですよね

要するに「ほどほどが一番」という話なのですが。

「利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会」の開催
という総務省の案内が出されました。この構成員名簿は

というもの。あら、どっかで見たことがあるようなメンバーなんだけど、これってこの4月から施行された
「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律(平成20年法律第79号)」の元を作った総務省のグループにいた人達ですね。

いや、セキュリティにケチをつけるわけではないのですが、このフィルタリング設定の際もケータイ事業者が右往左往する場面があったので、もう少し工夫した方がよくないですか? 総務省どの。

総務省といえば、
「これからのネットワーク人は仏料理屋になれ」,情報化研究会が25周年の記念研究会を開催
という記事の中で、

研究会の最後には,「情報流通の変革とネット技術の発展方向」と題して総務省 近畿総合通信局長の稲田修一氏が登壇した。

講演は,「インターネットは既存メディアビジネスを破壊するのか?」「インターネット能力増強のための投資はまかなえるのか?」「インターネットの影の部分は解消できるのか?」「インターネットのさらなる進化のために必要な技術は?その取り組みの現状は?」という四つのテーマで進行したが,中でも稲田氏が「一番言いたいこと」として力を入れたのが,4番目の「インターネットの進化に必要な技術」だ。
と書いてありますね。いや、何だかな〜私としては1番目から3番目の部分について聞きたかったものですね。

さてさて、
「続きはWebで」もテレビで――「テレビ版Yahoo!JAPAN」開始
というサービスは面白いかもしれませんが、ネットの危うさをリビングに持ってくる怖さはどうでしょう? という話題は前にも書いたかな。

YouTube モバイルが3キャリア対応──国内主要端末で利用可能に
となったら、今でもトラフィックの多くの帯域を食べているYouTubeがケータイ事業者の帯域も食べちゃうってこと? と私なら考えますね。でも私のケータイは3分ちょっとの Tom Petty の動画を7分割せざるをえないって書かれていたので、試す気はないけど。

NTTという巨大企業の一部として
ドコモ、「ビリーズブートキャンプ」ヒットのテレビ通販会社を買収
という発表をするケータイ事業者よりは
ソフトバンクモバイルら4団体、iPhoneを使った聴覚障がい者向け情報提供システム
という汐留の会社の方が偉いな〜と感じたのは、昨日、American Idol Season 8で盲目のスコット君を見たせいかもしれませんね。彼の目が見えないという事実は、彼がステージに上がってくる時にスタッフがかなりさわやかにサポートしている部分でしかわからない。日本ではほとんど見ることができない場面かもしれません。