好みは見た目じゃわからない

先日、YouTubeのニコ動化という話題に触れましたが、 YouTubeもニコ動を勉強中、日本向けUIなど検討課題 と素直に認めていますね。やっぱり、動画を見る人口がブロードバンド普及と著作権の問題を抱える日本で多い、という認識なのでしょう。さて、 百度代表取締役社長に前ヤフー検索事業部長の井上俊一氏が就任 という発表もありましたが、中国文化で育ったサービスをどこまで日本人好みにするのか、ちょっと見ものですかね。好みを統計的にマーケティングするのはなかなか大変でしょうけども、それをきちんと整理していけば、先日、日経産業新聞に掲載されていた +++++ ■ ユニバーサルミュージック、ファン 歌手別にDB化 販促の基盤整備 音楽大手のユニバーサルミュージック(東京・港)は今夏、アーティストごとにファンのデータベースを構築して販促活動などに活用する新システムを導入する。電子メールで最新情報を紹介してCDなどの売り上げ拡大につなげるほか、機動的にアンケートを実施するなど双方向性も持たせ、マーケティング戦略を立案する基盤を整備する。今後3年で100万人の登録を目指す +++++ という売り方は儲かるはず。まあ、でも一社だけでやるのも微妙な気はしますけどね。amazon のお勧め機能も侮れませんよね。昨日、自分が持っているCDがどうも一枚足りない気がして、amazonサイトに行ったら、色々お勧めが出てくるので「持っている」に結構チェックを入れてしまいました。次にサイトに行った時にどんなお勧めが出てくるものやら・・・ まあ、このあたりを推し進められる技術を持つ企業ならば IPO氷河期でも米VCに選ばれる企業——ウェブ2.0はどこへ行く(上) てな時流に乗れるのでしょうけどね。