ネガティブ・スパイラルは避けたい2008なれど

今朝の日経産業新聞にはこんな記事。

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Web3.0の正体
 Web3.0の正体。私は「通信」だと思います。それも「無線通信」。Web2.0の立役者、米グーグルの最近の動きを見ていても分かります。NTTドコモなど世界の有力携帯電話会社や優れたブロードバンド(高速大容量)の通信技術を持つIT・エレクトロニクスメーカーと立て続けに提携を決めている。それはグーグルが巻き起こした革命も、ここまでは「机の上のパソコン」のそれに過ぎなかったことを示します。これからはデジタルカメラで撮った映像を無線通信で瞬時にネットに送り込んだり、逆にパソコンから大量の情報を無線で簡単に携帯機器に取り込んだり、情報の伝達が飛躍的に簡単に、低コストでできるようになります。
 さて、私がなぜ、そんなことを考えたか。8日付第1面の3つの記事を是非、お読みください。まず、Web2.0提唱者、ティム・オライリー氏のインタビュー記事。さらにトップニュースに置いたKDDI研究所の新しい近距離無線通信の記事。そして米コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)でのビル・ゲイツ氏の講演記事。Web3.0の正体が透けて見えます。
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まあ、それなりにうなづける部分もあり、ですが
あえてネット接続の時間課金を要望する
とか
ISPのインフラ・コスト上昇でサービスに影響?
とか
明暗が分かれた2007年――携帯電話とPHS各社の年頭所感
あたりの記事にうなづく部分が多いのが、日本の実態なのかしらん。