安全が当たり前の日本ではセキュリティ対策が進まない?


          1. 有害情報から子ども守れ、ネット規制など強化検討
             政府は10日午前、児童・生徒に悪影響を与える出会い系サイト、有害図書などへの対策に省庁横断で取り組む「有害情報から子どもを守るための検討会」の初会合を内閣府で開いた。警察庁法務省など関係省庁の課長級で構成し、年末までに中間報告を取りまとめる方針。

             検討会は、内閣府調査で小学生の携帯電話の使用率31.3%、パソコンが同77.4%に上り、保護者が暴力やわいせつ画像などを扱う有害サイトの閲覧を心配している現状などを踏まえ設置。インターネット利用による子供の健全育成阻害や、子供が犯罪に巻き込まれる懸念がある情報へのアクセスをいかに防ぐかなどを検討する方向だ。

             具体的には、インターネット上の違法情報のほか、性的、暴力的な内容の雑誌、ゲームソフト、DVDの規制強化などが検討対象になる。
            [2007年7月10日]
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            という記事が今朝の日経オンラインに掲載されていた。


            「あやしげなリンクをクリックしない」小中校生ユーザーの半数以上が留意


            という記事にもなっている。

            第252回:フィルタリング選別の最終判断はやはり「人間の手」で
            専門のURLリサーチセンターを持つネットスターの強み

            という会社の動きは、子供用のフィルタリングの中で論じられることが多いけれど

            セキュリティ意識は向上したが実際の対策は不十分、IPA調査
            てな記事を読むと、大人と方がかんがえなくちゃ、とかも思いますよね。

            ウイルスとは異なる迷惑メールの撃退法
            の中に、Gmailの活用法が出ていますが

            Google、Postiniを買収――Google Appsのセキュリティ強化へ
            という動きもどんどん利用できる機能に活かされるのであれば嬉しいもの。

            以前に、NGNの実験を見にいって「安全に買い物できる環境です」と言われて、ピンとこない! というクレイムを言って帰ってきたことがあります。

            あまりに当たり前に提供されるものであると、油断するので、その安全な環境から外れてしまった時のことを考えて、自分の状況がわかるようになっていてほしいというコメントをした記憶があります。

            セキュリティは知れば知るほど難しいものです。