4年後のコンバージェンス状況は???

【Interop Tokyo】「4年後までにグループ全体をNGNに移行」−−ソフトバンクの牧園氏
という記事を見つけました。
うーん、4年後というからには、かなりしっかりした中期計画を立てているのでしょうね。
もはや、vodafoneの時のような大型買収は無いでしょうから。

でも
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次世代高速無線通信、参入争い合従連衡呼ぶ
 今秋にも免許交付先企業が決まる「次世代高速無線通信」を巡り、通信各社が合従連衡を模索し始めた。総務省は既存の携帯電話会社に免許を与えない方針。これに対し各社は15日までに反論などを提出したが、覆すのは難しいとの見方が多い。現状ではアッカ・ネットワークスウィルコムの2社が有力視されている。厳しい立場になったNTTドコモやKDDIなどは何とか足がかりを得ようと他社との連携を検討し始めている。

 総務省は携帯分野での新通信方式の免許交付について(1)交付先は2社(2)第三世代サービスを手掛ける携帯会社とそのグループ会社には直接免許を与えない(3)携帯会社やそのグループ会社でも出資比率が3分の1以下なら参入を認める――などの条件を打ち出した。15日までに関係者からの意見提出を締め切り、これを踏まえた免許方針案を7月の電波監理審議会に正式諮問。適当と認められれば申請の受け付けを開始し、今秋には事業者が決まる見通しだ。

[2007年6月16日/日本経済新聞 朝刊]
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という話があって、この流れで考えられるのは
1) どうしてもやりたい既存の携帯電話会社がむりやり合弁会社を作る
2) 免許を手にした事業者をいきなり合併させる

あら、ウィルコムはようやく KDDI色が無くなったし、アッカもNTT Com比率を落としているのに?
まあ、ウィルコムDoCoMoが、アッカをKDDIが買収することも可能でしょうけどもね。

さて、先週行ったINTEROPは昨年よりも来場者の数がちょっと落ち込んでいましたね。
昨年も、例年に比較して活気が無い、と思ったのですが、今年はIMC側から入場した第8ホールが暗くて、あらら・・・でしたからね。
お昼を食べに行った時も行列が無かったりしましたし、トコトコ歩いているだけで、知り合いに簡単に合えたので、少なかったのでしょう・・・

さて、アメリカでは今週
通信展示会『NXTcomm』にコンバージェンスの風
という話。
でもな〜、もうあまりアメリカの通信ビジネスとしては目新しいところは無いのかも。
機器としては面白いもの (というか、made in Japan のネットワーク機器は少ない) があるのかもしれないけどね。

ケータイに関しては、カメラだ、ゲームだにぐわっと傾いた日本 (今度の DoCoMo 2.0 のゲーム編もイケテない・・・) とPDAに寄ったアメリカ。でもアメリカのケータイのもうひとつの特徴は
American Idol Season 6 Rules
のような、
「short message service (SMS)-based media interactivity campaigns have exhibited a higher rate」
てな話かも。
まあ、このサービスの立役者の American Idol の Season 6 の最終回を昨晩放映していましたが、今年は American Idol がきちんと商業ベースとして大きくなっていることもあるのでしょうね。

ここまで影響力をもつテレビ番組を考え出せますか? 日本のテレビ局の皆様?