欧米の流行を追っかけるのが日本の常?

毎朝、新聞を読む時間はなかなか減らせないことを実感します。さて、今朝の日経産業新聞
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■ P2P、進む欧米 すくむ日本
 ファイル共有ソフトWinnyウィニー)」の開発者に13日、有罪判決が下った。騒動の陰で割を食ったのは、ウィニーが利用する通信技術「ピア・ツー・ピア(P2P)」。低コストで大容量のデータを効率配信でき、欧米では地歩を築いているが、日本ではウィニーの社会問題化で勢いを失っていた。復活の兆しも見えていた矢先の有罪判決で、P2Pの先行きには再び不透明感が出てきた。
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という昨日の判決を受けたものです。Winny著作権の問題を引き起こしているけれど、それは一部、日本でコンテンツ配信がかなりいびつだから、という部分もありますよね。また日本のメディアの、悪い面だけあげつらう風潮もよくないのでしょうね。

Skype、北米のユーザー向けに「年定額制」プランを発表
というのは、アメリカにいる友人には朗報でしょうか。結構、Skype使っているシリコンバレーの友人は少なくないですから。

また、本日上場市場替えをしたIIJ
IIJ、“SkeedCast”による高画質コンテンツのダウンロード配信実験を開始
P2P技術を使用したもの。

Skypeの2人が立ち上げたビデオ配信「Venice Project」のβ版リリース
という技術も要チェックでしょうか。

さて、今日の話題は、P2Pではなく、またもやNGN

世界の通信会社が競うNGNは「悪魔のささやき」か
に、欧米では流行語になったNGNアメリカではさっぱり、という部分が書かれています。

NGNサービスの本命「ストリーミング動画配信」配信サーバーは帯域の有効利用を追求する
とか
「NGNの真価は情報収集をリアルタイム化できることにある」---NECの安井執行委員
とか言っているNEC日経BPにいくら払ったの? と思えるような連続インタビューはちょっと・・・まあ、これから海外にも売っていきたいからしょうがないのでしょうけどね。