今晩の「ガイアの夜明け」は机上の空論?

昨晩、テレビのチャンネルを切り替えようとしたら、リモコンを落としたはずみで10チャネルになってしまった。そこには孫さんの顔が・・・
あれ? と思っている間に始まったのは
「大人になれなかった」ソフトバンク、割安新プランを電撃発表
の様子と
MNPがいよいよ開始へ、"もこみち人形"とBENNIE Kがauへ誘う
とか
中村社長自ら街頭で“チラシ配り”──MNP前夜のドコモ
という競合会社の様子・・・

今朝の日経産業新聞には

携帯番号継続制 きょう開始、ソフトバンク前夜の「隠し玉」
 電話番号を変えずに携帯電話会社を乗り換えられる「番号継続制度」が24日スタートする。他社との顧客争奪戦がいっそう激しくなるだけに、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの3社は周到に準備を進めてきた。番号継続制度に臨む各社の動きを追った。

という記事と連動したテレビ番組「ガイアの夜明け」の告知。でもいくらなんでも昨晩の発表は反映できないでしょう・・・

そういう目で見ると
「番号ポータビリティ」いよいよ発進
とか
MNPいよいよ開始へ、au・ソフトバンク・ドコモが激突
という記事の鮮度が落ちて見えますね。

さて肝心の中身。今朝、渋谷の駅頭で配布されていた「速報新聞」(もちろんソフトバンクモバイルが出した「携帯業界に激震」という号外) の説明もはっきりイメージがつかめなかったので、オンラインの記事をごそごそ。
ソフトバンク、同社携帯同士で通話料無料の“予想外割”などを発表
には
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ゴールドプランは、同社の携帯電話同士の通話料が無料、SMS(ショートメッセージサービス)メールの送信・読出料が無料になるプラン。基本使用量は月額9600円だが、2007年1月15日までに新スーパーボーナスおよびゴールドプランに加入すれば、70%引きの2880円が基本使用料となる。
・携帯電話機代金の店頭支払い価格から、最大1万500円を割り引き
ゴールドプラン加入の際に加入初年度より基本使用料を70%割り引き
・加入月から料金プランの基本使用料を最大2ヵ月無料
・加入月からパケット定額サービス“パケットし放題”の定額料を最大2ヵ月無料
・加入月から各種メンテナンスサービス“スーパー安心パック”の月額使用料を最大3ヵ月無料
・加入月から留守番電話などのサービス“スーパー便利パック”の月額使用料を最大4ヶ月無料
ソフトバンクマイレージサービスのポイントを4200円相当分、加入後27ヶ月目にプレゼント
MNPを利用して他社キャリアーからソフトバンクに変更してきた場合、他社キャリアーでの利用年数に応じた基本使用料割引率を適用

孫氏はMNPについて「携帯各社にとって運命の日」と語るものの、90%がすぐにキャリアーを移動する気がない、という調査結果を元に、「家族割引など、各社の割引サービスなどが多種多様にわたり複雑で、移るメリットがそれほどない」という点に言及。それを踏まえた新料金プランとして、“オレンジプラン”と“ブループラン”といった2つの新プランを発表した。
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と書かれている。あら、何だか既存ユーザはちっとも得じゃないみたい・・・

そんな私と同様な気持ちを持つ読者を代表してIT Mediaが質問をしてくれていました
6つの予想外――ソフトバンク孫社長の秘策
の中
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ソフトバンクユーザーはゴールドプランauユーザーはオレンジプラン、ドコモユーザーはブループランしか申し込めないのか?

ソフトバンク「どのキャリアの携帯を使っていたユーザーでも、どのプランにも申し込める。ソフトバンクユーザーがブループランオレンジプランに申し込んでもいいし、他社からソフトバンクに来たユーザーがゴールドプランに申し込むこともできる。

 例えばオレンジプランは、某社の料金プランを元に、そこより安く設定した料金プランということであり、auユーザーしか申し込めないということではない。
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とわかったようなわからないような説明。26日にソフトバンクショップに行け、ということですか。でも会社員はそうそう平日にそんな時間が取れないから土曜日・・・うーん、混みそう・・・

さて、今日
MNP開始イベント,ビックカメラでは孫社長と“予想guy”も登壇

 東京都千代田区の大手家電量販店「ヨドバシカメラマルチメディアAkiba」では、ソフトバンクモバイル孫正義社長ら携帯3社の代表がそろってテープカットした。

という写真入りの記事を見ながら「皆、お腹の中はどうなんだろう?」と思ったのは私だけではないでしょう。

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KDDIソフトバンクの値下げに対抗措置検討

 ソフトバンクモバイルが23日に発表した携帯電話の値下げプランについて、KDDIの川井徹・執行役員は24日「対抗上、同様のプランを導入するかどうか検討する」と述べた。ソフトバンクモバイルの値下げは、自社の携帯同士なら一部の時間帯を除いて通話料を無料にすることや、他の携帯電話会社から長期割引などを引き継げる内容。KDDIが追随した場合、NTTドコモを含む値下げ競争に発展する可能性もある。
 ソフトバンクモバイルの値下げは当面、来年1月15日までに申し込んだ利用者が対象。川井執行役員は「顧客動向を見極めながら判断する。導入するにしても一時的なもの」と話した。【工藤昭久】
毎日新聞) - 10月24日11時31分更新
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という記事も出ていますから、これからまたしばらくはケータイ関連記事から目が離せないでしょうね。