Web 2.0とブロードバンド

昨日は、あの暑い中、あるセミナーに参加するためにトコトコと出かけました。
あるセミナーとは「Web 2.0」に関するもの。

まあ、
第1回 Web 2.0とは何か
という基本コースと
企業サイトにおけるブログとSNS
というものだったのですが。

その中で感じたことは、
Web2.0バブルはまだ続くか
とか
コミュニケーション衰退に見るIT時代の終焉
という心配よりは、まだまだ日本の企業では個人が発信する情報をうまくコントロールできていないところは多いのかも、ということでした。

また、ブログでも一長一短の部分があるのですが、企業内の情報ならばグループウェアやMLとは異なる使い方ができなければならない、というコメントも有り、でしょうね。
“mixiそっくり”な理由は?So-netなど数千のSNSが使う「OpenPNE」,開発元の手嶋屋 社長に聞く
あたりを読んで、私もSNSの勉強をもうちょっとせねば・・・

さて、そんなセミナーが終わった後に話が出たのは、ブロードバンド系の話。

AOL、下り最大5Mbpsと下り最大960kbpsのADSL新プラン
といういまどきにしては低速なプランを発表したイーアクセスですが、これは「つながる」という意識を持たせるためのものなのでしょうかね。KDDIあたりも1Mbpsというコースを出していますからね。

でも、
SCNの第1四半期業績、So-netのブロードバンド会員数は89万人に
というこのご時勢だし、
動画サービスの利用率はASCII24読者の実に6割!
なので、動画を見るとしたら、やっぱりFTTHでしょう! という話。
だから
2007年度にはFTTHとDSLの契約数が並ぶ〜矢野経済研究所が予測
という記事も出るのですから。
それに対して
「いや引越予定があるので、今はまだ」
という答え。うーむ。でもね、Web 2.0の時代なのだから、自分の写真とかビデオをアップするのにADSLもつらい気がするのだけどね〜。

さて、ブロードバンドといえば、また
「インターネットただ乗り論」が起こるわけ
という話題を蒸し返す日経BP
日経オンラインでは
「プロバイダーが成りたたなくなる」可能性も――日経デジタルコア勉強会でネットワークの中立性を議論
とか
インターネットに公的資金は必要か・日経デジタルコアが議論
という話も掲載されている一方で、

EU、光回線網の開放義務化へ――通信大手に相互参入促す
 【ブリュッセル=下田敏】欧州連合(EU)の欧州委員会は域内の大手通信会社に、自国の光ファイバー網の開放を義務付ける方針を決めた。通信大手に国境を越える事業参入を促し、競争を通じて欧州のブロードバンド(高速大容量)通信の普及率を高めるのが狙い。ただ、ドイツテレコムなどはインフラ整備を進められなくなるとして、反発を強めている。
 欧州委が年内にまとめる通信規制改革のEU指令案(法案)に盛り込む。スウェーデンを除く欧州各国では光ファイバー網の敷設は進んでおらず、本格的なインフラ整備はこれから。欧州委は市場競争が投資を促進すると判断し、開放義務付けに踏み切ることにした。
[2006年7月27日/日本経済新聞 朝刊]

というヨーロッパの動き。日本のブロードバンドって、これからどっちを見て進むんでしょうね、2010年に向かって。

まあ、でも私としては
HOTSPOT、8月28日よりIEEE 802.11aの新チャネルへ本格移行
という無線LAN
「ムーバよりつながるFOMA」への取り組み――NTTドコモに聞く
とケータイもつながらないところへバケーションに行く準備をしなくては・・・
今回は
バケーションのお供はノートPCと仕事
というエリアじゃないからな。
でも、この間行った伊豆で、友人のムーバがつながらないところで、私のvodafone 3Gがつながったので、本当に圏外かどうかは再チェック必要かしら?