法人向けケータイがほしいために転職はしないけど・・・

本日の日経産業新聞

■ オペラソフトウエア、異なるOSでも同じソフト動作
 ソフト開発のオペラソフトウエア(ノルウェーオスロ市)は、同社のインターネット閲覧ソフト(ブラウザー)上でゲームなどの各種ソフトを動作させる新機能の提供を始めた。異なる基本ソフト(OS)上でも、オペラのブラウザーを使えば同じソフトを利用できるようになる。パソコン向けに続き、来年には携帯電話向けブラウザーでも新機能を採用。一般のソフト並みに使いやすいサービスを実現するネット技術の新潮流「Web2.0」に対応する。

のような、ケータイに関する記事が多かったような気がする。

ワイヤレス&モバイルの専門展示会「ワイヤレスジャパン2006」
を来週に控え、その手のニュース・リリースが多いのかもしれません。

Symbian OS 搭載携帯電話、日本での出荷1,000万台突破
という発表があったせいか
英シンビアンCEOが来日会見――「日本はイノベーションの中心」
というリップサービスを感じさせる記事も出てきました。

さて、昨日
ドコモ、法人向けスマートフォン「hTc Z」開発
が発表され、来週の展示会で顔見せするようですが

台湾のHigh Tech Computer Corporation(HTC)製の無線LANIEEE802.11b/g)とW-CDMA/GSMが使えるデュアル端末で,携帯電話機としては国際ローミングに対応する。タッチパネルのほかパソコンと同じQWERTY配列のフル・キーボードを備える。ドコモの法人営業部門がシステムで販売する予定で,今のところ店頭販売の予定はないという。

と法人向け。

au、無線LAN搭載の法人向け端末「E02SA」を28日発売
も法人のみで、個人ユーザは購入できない。あら、海外にPCを抱えていくのは法人ユーザだけってこと?
あれほど海外旅行のユーザにターゲットを掲げたようなニュースが出ていたDoCoMoにして
NTTドコモがSIMPUREシリーズの販売停止,海外23カ国で不具合
という話。世界中でお金をばら撒いているのは、本当に法人ユーザだけなのでしょうかね???

さて、
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ他8社所属特定無線局の
包括免許に係る電波監理審議会からの答申

という総務省の発表を受け、
総務省、ドコモのHSDPA対応端末に免許交付へ - 8月にもサービス開始か
という記事が出てきました。

HSDPA(High-Speed Downlink Packet Access)は、第3世代携帯電話W-CDMAの下り通信速度を高速化させる技術で、これまで最大下り384kbpsだったFOMAの通信速度が、最大で3.6Mbpsまで高速化される。ドコモでは今年5月にHSDPAのサービスを発表、夏までにはサービスを開始する意向を示していたが、今回の答申を受け、サービス開始に関わる課題の1つがクリアできたことになり、サービス開始が秒読みになってきた。

ということで、ケータイのブロードバンド化を目指すってことですか?
まあ、FOMAのエリアの狭さは
番号ポータビリティまでにムーバ以上のエリアを構築する――NTTドコモ
と自覚するところではあるので、あちこち設備投資にお金がかかることですね。。。

アッカ、モバイルWiMAXの実験用無線局免許を取得して実証実験を開始
と従来のキャリア以外も気にせねばなりませんから。

さて、ここまで出てきていないvodafone/SBは
ソフトバンク、フュージョン買収報道にコメント
という昨日の話。無線LANIP電話であるならば、考えられる話ですよね。
総務省、BBモバイルの1.7GHz帯に関する事業計画を取り消し
は当然の流れなので、今更ですが。
そういえば、写真のアクオスケータイはどの位、売れているのでしょう。ものすごく宣伝費をかけているのですが・・・