昨年は「愛」、では今年は?

All About/韓国インターネット事情
のメルマガによれば、
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■2005年韓国情報通信を象徴する漢字
韓国のITの舵をとっている情報通信部のジン・デジェ情報通信部長官が選ん
今年の漢字をご紹介いたします。
ジン・デジェ長官は、「徴」を選んだそうです。その理由は、今年公正取引
委員会と通信委員会で賦課した通信事業者の課徴金が約2000億ウォンを上回
る、史上最大を記録したためだとか。本当にすごい額ですね。
でもこの課徴金を支払っても顧客を誘致した方が勝ちという通信業者の姿勢
は一向に変わらないみたいです。
ちなみに、ジン長官が2006年を占う漢字として、融合を意味する「融」を
選んでいます。2006年は通信・放送の融合が本格的に展開すると予想される
ためだそうです。
日本も放送と通信の融合の動きがすざましいですが、韓国ではDMB(モバイ
ル放送)やWibro、ホームネットワークなどがその融合の火付け役になるの
ではないかと思われます。
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という状況の韓国。でも日本でもその傾向は強まりつつあるようです。

展望2006:規制緩和と新サービスで見える放送と通信の融合のあり方

本当に「規制緩和」に動くの? という疑問にひとつの答えが読売新聞に。

TV番組中の音楽「著作隣接権」、ネット配信向け一元管理

まあ、いいこっちゃ。

さて、念頭の挨拶があちこちに出ています。

【2006年年頭挨拶ニュースリリース】ソフトバンク(株)代表取締役社長 孫正義氏

【2006年年頭挨拶ニュースリリース】(株)ぷららネットワークス代表取締役社長 板東浩二氏
会社設立から10年「〜映像配信 勝負の年、ISPからBSPへ〜」


かなりわかりやすいかも。以前に触れたNTT東西のフレッツ+4th Mediaの (キムタク) CMが年末年始ガンガン流れていましたね〜。

さて、ちょっと気になるタイトルは、日経コミュニケーション編集長の念頭挨拶。

見えなくなるネットワーク・インフラ,あるいは「やっかいな時代」の始まり

うーん、かなりシビアな話になります。

さて、総務省では
情報通信審議会 電気通信事業部会(第61回)
が1月25日に開催されるのですが、この中のトピックスは
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(1) 「東日本電信電話株式会社及び西日本電信電話株式会社の第一種指定電気通信設備に関する接続約款の変更の認可(平成16年度接続料に係る実績通信量等による精算)について
(2) 接続料規則の一部改正について
(3) 電気通信番号規則の一部改正について
(4) 適格電気通信事業者の指定について
(5) 「公益事業者の電柱・管路等使用に関するガイドライン」の運用実績について
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どんな形で総務省が動き出すのでしょうか。

ちなみに「適格電気通信事業者」とは、こんなことに関する事業者なのだそうです。
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(業務)第107条 支援機関は、次に掲げる業務を行うものとする。
1.次条第1項の規定により指定された適格電気通信事業者に対し、当該指定に係る基礎的電気通信役務の提供に要する費用の額が当該指定に係る基礎的電気通信役務の提供により生ずる収益の額を上回ると見込まれる場合において、当該上回ると見込まれる額の費用の一部に充てるための交付金を交付すること。
2.前号に掲げる業務に附帯する業務を行うこと。
《追加》平13法062
(適格電気通信事業者の指定)第108条 総務大臣は、支援機関の指定をしたときは、基礎的電気通信役務を提供する電気通信事業者であつて、次に掲げる基準に適合すると認められるものを、その申請により、適格電気通信事業者として指定することができる。
1.総務省令で定めるところにより、申請に係る基礎的電気通信役務の提供の業務に関する収支の状況その他総務省令で定める事項を公表していること。
2.申請に係る基礎的電気通信役務を提供するために設置している電気通信設備が第1種指定電気通信設備及び第2種指定電気通信設備以外の電気通信設備であるときは、当該電気通信設備と他の電気通信事業者電気通信設備との接続に関し、当該基礎的電気通信役務を提供する電気通信事業者が取得すべき金額及び接続条件について接続約款を定め、総務省令で定めるところにより、これを公表していること。
3.申請に係る基礎的電気通信役務に係る業務区域の範囲が総務省令で定める基準に適合するものであること。
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よくわからん。ちょっとまた法律関係を読み直すのかな・・・