よーく考えよー、●●は大事だよー

平成電電破綻の理由と真のユーザー保護
という記事はなかなか最近の通信動向をうまくまとめている。
ただし、最後の部分で、ユーザの保護を訴えているが、それはちょっと違うかも。
電話番号のポータビリティを訴えるのであれば、総務省がもっとすべきことがあると思うし、IP電話のあり方とか考えるともっと複雑な話。

では総務省の最近の話題は、といえば
総務省無線ブロードバンド研究会,半年間の検討結果を報告
まだ WiMAX がどうなるかわからないのですが、少なくとも諸外国と比較してあまり後ろ向きなことはできない状況ですよね。
WiMAXといえば、
YOZAN、アイパスとWiMAXサービスを利用した公衆無線LANローミング契約を締結
というニュースが飛び込んできた。うまくVNOが運営されて平成電々の二の舞にならなければいいのですが・・・

さて、ヒルズ族の「放送とネットの融合」にちょっと距離を置いているかのように見える孫さんのところは
ソフトバンクBBがADSL事業を分社化,モデム・レンタル事業も売却
という発表。これって既存のユーザ情報とか手続きとか大丈夫なのでしょうかね。分社化する、ということは複数の会社が同一ユーザ情報を共有する、ということにならなければいいのですけど。

今朝の日経産業新聞に、テレビ番組を部分的にネット開放した英国BBCの動きが出ていました。
日本の放送業界の牛歩状態を嘆く声は
楽天−TBS経営統合 放送と通信融合の突破口となるか
という期待にもなり、またiPodもビデオ対応したので
ビデオiPodの登場で変わる「何か」
「ビデオiPod」のもたらす衝撃
ビデオiPodでダメなら、モバイル映像コンテンツの世界はない
とまで声が高鳴っていますが、さてさて・・・
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