秋深く、色づかない通信業界?

今朝の日経産業新聞の「色あせた通信ビジネス」は昨日のKDDIパワードコムの合併話。
昨日の記者会見の様子は
KDDIがパワードコムを吸収合併、東京電力とはCDNと光ファイバを統合
に詳しいが、まだこれから、という感じですね。
実際に
KDDIとパワードコム合併で気になる、3つのこと
に書いてあることの他、子会社がどうなるのか、も気になります。
読売新聞には「フュージョンイー・アクセスへ」という記事も掲載されていましたが、さて。
では、イー・アクセスフュージョンが持っているVoIPと今後参入するケータイを組み合わせて、ソフトバンクよりも Livedoor よりも良いケータイ・サービスを提供するのか?
イー・アクセスは持っている AOL はどうするのか?
ドリーム・トレイン・インターネットというISPはどうなるのか?
アット東京というデータセンターはどこかにひっそり引き取られるのか?
ケイ・オプティコムとか他の通信系はどう反応するのか?
年末までにどう動くのか見ものです。

しかし、昨日のテレビやラジオはほとんどこの話題ではなく、村上ファンドか三木谷さんか。二人とも頭のいい方ですが、どうもお金の匂いがぷんぷんする顔になってきましたね。「ヒルズ族はまったく・・・」とひとくくりにされるのもどうかと思いますが、世の中のやっかみというのはそういうものなのでしょうね。
そう、やっぱり水道橋が拠点が大型合併を発表しても通信業界なんてネタとしては面白くないのかな〜。アメリカだったらすったもんだの話題になるようなことなのですけどね。
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