ケータイにどれだけ本気か? 〜 魅力的な端末やサービス?

火曜日の日経産業新聞
ソフトバンク、総務省に基地局開設を申請
に関する記事が出ていて、孫さんがどこまでケータイ事業の大変さを知っているのか、またどこまで本気なのか、と疑問視するコメントがありました。
いや、孫さんは通信事業者として総務省に認められ、ユーザを大量に獲得してお金儲けをする、という意志は固いと思いますよ。まあ、どこまでお金がかかるか、についてはかなりグレイですが。大体日本のケータイの端末にかかるインセンティブに関しては特殊なものがありますからね。でもそのインセンティブのせいで、ちょっと前のFOMAが1円で買えてしまうなんてこともあるわけで。

4社に集約された端末メーカー、それぞれの強み生かすキャリア――米国市場
もちょっと興味を引く内容ですが
なぜ、日本の携帯端末メーカーは海外で成功できないのか
というコラムは、もう少し掘り下げて欲しかったな〜という気がしますね。
つまり、日本はケータイに関しては特殊な環境にある、という事実に意外なことに端末メーカーもあまり気がついていなかった、ということ。

前にも書きましたが、既存の日本のケータイ事業者に製品を提供している端末メーカーは孫さんのところとは組めないのではないか、という見方と、いやいや日参しているらしい、という噂。
どちらでもいいのですが、便利な端末、便利なサービスをお手軽な価格で出してほしいものです。

J:COM、携帯電話事業に参入との報道に対し「決定した事実はない」と声明
というのはタイミングの問題で、読売新聞に書かれているように
*****
さらに、具体的なサービス像について、「携帯から自宅への通話は無料にするとか、自宅にかかった電話が携帯で子機のように取れるとか、ケーブルならではの特徴あるサービスをつくりたい」と話した。
*****
が実現してほしいですね。

さてケータイ端末といえば
ツーカーSの“KDDI版”──「簡単ケータイS」登場
写真で見る「簡単ケータイS」
は要チェック。いつもこの手の端末が出るたびに思うのですが、GPSを利用した緊急通報、ってどこまで考えられているのでしょうね。

そしとお約束の「携帯ロードテスト(杉浦版)」の最近ブログは
普通に、レビュー。
かなり好意的なコメントが増えましたね。
しかしこの IT Media のブログにコメントする人は、批判的なことを書く人の多くはでたらめなメールアドレスを入れていますね。こんなんなら入力させない方がいいのかも・・・

*****

上記をアップしようと思ったら Doblog メンテナンス中。ということでアップが一日遅れたのでもう気になったケータイ関連をピックアップ。

海外旅行に行くために Vodafone を手放せない私向きか? と思わせる端末が発表になりました。
海外5カ国でもGPSナビ――「903T」

海外でも使えるナビアプリ「ゼンリンいつもナビ」が端末にプリインストールされ、現在地の確認や周辺情報検索を行える。VICS(Vehicle Information and Communication System)を利用した渋滞情報も取得できるため、自動車の助手席からナビする形のドライブナビとしても使えるという。ナビ機能は海外ローミング先でも利用可能

うーん、海外旅行で車を運転するためにケータイ必須という私の状況にぴったり! でも発売が10月上旬。私は9月末から旅行・・・ (T_T)

さて、一夜明け、話題の発表も出てきました。
MotorolaのiTunes携帯「ROKR」、米欧で発売

うーん、物欲をそそりますね。でも日本での発売は未定なので、同時期に発表された
Apple、超薄型軽量の「iPod nano」発表
をチェックかな・・・