総務省は何するところ?

NHKはかなり前からインターネットでの番組放送に本腰、という文を結構前に書いた記憶があるのだが、
BBTV、NHKスペシャルやプロジェクトXなどNHK作品を7月よりVOD配信
とその活動を見せていますね。
一方、ライブドアとあんなことになったフジテレビは、
フジ大荒れ総会、株主から怒り噴出
という状況だったようですね。
ライブドアは、もう
【INTERVIEW】いつでもどこでも高速な通信ができる!? ライブドアが考えるD-Cubicの戦略とは
と次の方向に行っていますしね。

さて、肝心の著作権の問題に関しては、いくつかの議論がレポートされています。
著作権の“盾”を破れ――テレビ番組ネット配信の課題
ブロードバンドコンテンツのシンポジウム「著作権処理に大きな成果が」
これは両方とも6月28日、総務省と財団法人マルチメディア振興センターが主催するシンポジウム「ブロードバンド・コンテンツの制作・流通の促進に向けて」をレポートしたもの。
議論はごもっとも。でもちょっと後ろ向き?

著作権といえば、
BSA、私的録音録画補償金見直し審議を「消費者不在」と批判
というコメントはぜひともチェック。
私的録画補償金、初の返還額は8円
なんて行動を全部の人が起こすわけにもいかないでしょうから。

放送と通信を司るのは総務省。自分に都合の良い白書を出すだけでなく、こうした部分もビジョンを持って取り組んでいただきたく。