どこでもおとく・・・

ウィルコム
月額2900円で音声定額提供
を発表した。そのバックグラウンドについては
ウィルコム「電話かけ放題2900円」ができる理由
なり
音声定額プランのターゲットユーザーは?
を読むとして、そうした動きがどうしてNTT DoCoMoではできなかったのだろう。。。と思ってしまう。NTT DoCoMoPHSサービスを停止した背景については、日経コミュニケーションの3月15日号に書かれていたが、なんだか後で付け加えた言い訳のような気がした。事業見直しをせざるえなかったNTTパーソナルを押し付けられて売る気にならなかった、という感じなのでしょうか。

その点、日本テレコムを買収したソフトバンクはすごい勢いですね。しかし、そこの目玉である「おとくライン」については
新たな主役「おとくライン」を巡る騒動
にも書かれていますが、法人市場に強い日本テレコムのブランドが疑問視されるような代理店の販売が問題にもなっていますけど。
この記事は連載になっていて、昨日の記事のタイトルは
それでも消えないボーダフォン買収の噂」。
おっとっと・・・

Vodafone はヨーロッパではかなり強気の体制。カナダの通信大手テレシステム・インターナショナル・ワイヤレス(TIW)から、チェコの携帯電話事業者オスカー・モビルの全株式とルーマニアのモビフォンの発行済み株式79%を買収すると発表した。買収総額は44億ドル(約4500億円)。モビフォンはルーマニア国内で490万人の加入者を持ち、シェア1位。同国は携帯電話の普及率がまだ50%未満で、今後の成長が見込めるとしている。一方、オスカーはチェコ第3位で、加入者数は180万人。

うーん、日本ではボロ負け状態ですけどね。そんなしんどい市場はとっとと見捨ててやっぱり強いところで勝負! なんて考えが出たら、いかん、いかん。

さて、そんなヨーロッパで強いケータイメーカーのモトローラに関する話題。
米市政機関向けに2.4GHzと4.9GHz対応の無線ブロードバンド・ソリューションを提供
というのは、やはり昨年11月の
モバイル・メッシュ・ネットワーキングの米MeshNetworksを買収
という動きに続くものでしょうね。
一方で、WiMAXに関して
カナダNortelと韓国LG Electronics,WiMAX対応携帯電話の開発で協力
という動きもあれば、
「WiMAXは4Gワイヤレス技術になる」とAT&T幹部
という動きもあるからうかうかしていられませんもの。