世界は無線LANに動く?

ようやくNTT DoCoMoがケータイと無線LAN一体型の端末を発売する時期になりましたが、どちらかというと日本の無線LANは遅れているのでしょうか。

総務省先日発表した統計によれば、今回から公衆無線LANアクセスサービスの契約数(6事業者の合計)も発表されることになり、その契約数は、平成16年度 52,644 だそうな。その数が多いのかどうかは微妙なところでしょうね。

韓国は WiBro(Wireless Broadband)普及にやっきになっている。そこで、無線ブロードバンドサービスに2.3GHz帯割り当てが発表された。

また、ケータイ端末メーカーのモトローラがモバイルメッシュネットワーキング開発企業MeshNetworksを買収した。「今回の買収によってMotorolaは製品の幅を広げ、データ、ビデオ、ロケーション、VoIPといった次世代コンテンツ提供のためのスケーラブルなブロードバンドワイヤレスネットワークを構築できると説明している。」そうよね〜とうなづける。メッシュネットワークはそれだけではビジネスモデルが描きづらいが、ケータイと合体させることで無線ブロードバンドのビジネスが描きやすいだろうから。

米国では WiMAXに関するカンファレンスも行われて、その中でビジネスモデルも含めて討議されているという。結構、様々なキャリアがブロードバンドと無線LANを組み合わせたパッケージを出してきていますからね。さて、日本では、NTT DoCoMo、NTT Comそして Yahoo! BB どんな面白いビジネスを展開できるのでしょう。おや、そういえば KDDIは?