先週の書き忘れ

■インターネットの通信速度100倍に(8/24 日本経済新聞
 総務省は2010年をメドにインターネットの通信速度を現状の100倍に速めるため、
光通信に適した次世代型のルーターの開発を民間企業と共同で来年度から始める。ル
ーターはインターネット上を流れる通信データの行き先等を制御する機器。
 今は光ファイバー網で送られる光信号を電気信号に変換して処理するため通信速度
が遅いが、光信号のまま処理する技術を開発して超高速通信網を実現する。これが実
現すると、約57分かかる2時間分の動画の送信が約35秒で済む計算。
 ブロードバンドの普及でバックボーンを構成するルーターの処理性能限界が懸念さ
れている。米シスコシステムズなどが支配力を持つ通信機器市場で、官民共同で日本
発の新技術を確立できるか注目される。

という記事があった。総務省は大事な血税をどう考えているのだろう?
確かにルーターはシスコにしてもジュニパーにしても米国製。でも日立が WIDEのためにせっせと IPv6 対応のルータを開発したが、IPv6 は日本以外ではあまり盛り上がっていない。そんな部分に投資をするよりは、バックボーンの増強 (NTT Comがどのくらい独占していますか?) とか、デジタルデバイトとか、もう少し他に投資すべきではないのでしょうかね・・・CWCはバックボーンの増強を目指したが結局NTT Com に負け、その会社に吸収された。その影響を受けた会社は少なくないと思うのだが・・・

何でも「日の丸親方」を目指すのが総務省かしら???