必達目標は?

NTT が第一四半期 (4月〜6月) の経営状況を発表した。
その契約数
に詳細が記されているのだが、その中でブロードバンド部分は早速ニュースになっ
ている。
*****Broadband
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NTT(持ち株)は、2004年度第1四半期のフレッツシリーズ契約者数を発表した。NTT
東西の契約者数はBフレッツが100万件を突破したほか、フレッツ・ADSLが約450万件
となった。
 Bフレッツの加入者数は、NTT東日本が10.2万件増の52.8万件、NTT西日本が8.7万件増の50.1万件。こちらは2003年度末におけるNTT東日本の10.1万件増、NTT西日本
の8.5万件増と比較すると、四半期の加入者数には大きな伸びが見られなかった。

2004年度末の加入者数予測値は、フレッツ・ADSLがNTT東西合計で548.9万件、Bフレッツが204万件。この数値を達成するためには、フレッツ・ADSLは東西合計で34.7万件、Bフレッツは33.7万件を今後の四半期平均で達成する必要がある。
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そう、高い志を持つのはいいのだが、達成できる数字なのでしょうかね、予想値とい
うものは。。。しかし、まだ強きの目標値は崩さないという記事も出ていますね。でも、それは本当に「キラーアプ
リケーション」というか、人気のある商品になりうるもの?

さて、FTTP (Fiber-to-the-Premises: FTTHとFTTOを総括した言葉と考えよう) がよ
うやく進みつつある米国。そんな状況でやっぱり取りざたされるのが、通信事業者に
よる FTTH のアンバンドル化。FCCはこんな規定をするそうな。

http://telephonyonline.com/ar/telecom_fcc_clarifies_fttp/index.htm

Under the triennial review order passed last year, the FCC ruled that ILECs
would not have to unbundle fiber to the home (FTTH), but RBOCs claimed that
the language in the order was unclear about MDUs, which serve as the
residence for about one-third of the U.S. population.

さて、FCC といえば、米国らしい通信傍受に関する記事 が目についた。

連邦通信委員会(FCC: Federal Communications Commission)は、捜査当局による
通信傍受に関する諸規定などを定めた「CALEA(Communications Assistance for
Law Enforcement Act)」について、新たにインターネット電話などのVoIPサービスを
提供するプロバイダが含まれるようになり、有線/無線/ケーブルモデム/衛星/電力線
などを用いたブロードバンド接続サービス上での通信が、捜査当局によって傍受可能
になるよう定められることになるという。また、携帯電話上で提供されるトランシー
バー機能となる「PTT(Push-To-Talk)」サービスに関しても、通信傍受の対象として
指定されることになるようだ。

北朝鮮では今年春、携帯電話が使用禁止になった。数が増えて盗聴しきれなくなった
から・・・

自由にブロードバンドもケータイも楽しめる国に生まれてよかった!