こっちのユビキタスの方が大事

総務省が出した白書には、これからのユビキタス社会として、野菜の産地などをICカードで読み取る、という例がよく出されるが、さすがに日本IBMはちょっとひねった事例を始めるそうです。
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日本IBMと産業廃棄物処理の呉羽環境(福島県いわき市)は無線ICタグ(荷札)を使い、医療廃棄物処理の追跡システムを構築する。まず来年に福島県内の病院に導入する。無線で廃棄の流れを把握し、不法投棄の防止につなげる。ICタグを使った医療廃棄物の追跡は初めてという。
 日本IBMのICタグの研究拠点(神奈川県大和市)が、タグ情報を読み取りやすくする目的で、タグの張り付け方や廃棄物の搬送方法の開発に着手。来年から呉羽総合病院(いわき市)と協力し、医療廃棄物にICタグを張って追跡する。
 ICタグには病院、収集や処理を受け持つ各事業者の段階で情報を書き込める。日本IBMは収集時から呉羽環境による焼却処理までのICタグ情報を無線でやりとりしてネットで一括管理する。呉羽病院での成果を確認後、将来は全国の病院や収集業者と大規模な情報網を構築する方針。
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実は、その昔、エイズで日本でも死亡者が出ていた頃、友人のお父さんの会社がちょっと特需のような感じになった。その会社とは、注射器の針を消毒する機器を製造していた。ということは、それまでどんだけずぼらなことが医療現場で行われていたか、ということ。ブル、ブル。。。

日経のニュースにはガセネタもあるけど、これは真実であることを願いますね。どちらの会社のサイトにもまだこのニュースが掲載されていなかったから。