これでモバイルIP電話も万全?

金曜日にブロードバンドのコンテンツに関する blog をアップしたはずが、最後の発信の時にまたぐちゃぐちゃとした感覚があったので、脅えて後で見たら、案の定、送信されていなかった・・・下書きするわけではないので、その話題はまた今度。と、思って土曜日にPCを立ち上げたら Yahoo! BB 光の話題が出ていたので、もうそれだけにしてしまった。やれやれ

さて、以下は今朝の日経新聞のニュース
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日立製作所はIP(インターネット・プロトコル)電話が盗聴されるのを防ぐ安価な暗号技術を開発した。ソフトウエアを電話機に組み込むだけですみ、高価な電子回路が不要。従来の約7分の1の1万円程度で盗聴対策が可能になる。今夏にも実用化し、企業などに売り込む。
 インターネットを経由するIP電話は通話料金が安く、企業の本支店を結ぶ内線電話や一般家庭で導入が加速している。ただ音声情報を通常のデータと同じ方式でやりとりするため、パソコンとデータ解析ソフトがあれば盗聴されやすいことが課題だった。
 新技術は電話機に専用ソフトを組み込み、発信者が音声データだけを暗号化。受信者は同じソフトで音声を復元する。通常のソフトは暗号化や復元に時間がかかるが、新ソフトは遅延時間を1000分の1秒程度に抑え、通話者は違和感を覚えないという。
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ということは、日立製の電話機を使わなくてはならないってこと。まー、なんてベタなソリューション。元、交換機メーカーが大々的に出すものとは考えられないですね。

無線LANの話題でちょっと面白いとおもったのが、米国のリサーチ結果。有名なJupiter Research による個人向け無線LAN市場予測。
◆ホテル: ○
 今朝の日経産業でも米国のホテル景気が戻ってきたという記事が出ていました。つまり、ビジネスマンの出張が増えたということ。日本のようにPHSでどこでも、というサービスがない米国では、ホテルの部屋での接続は大きなポテンシャル。
◆空港: ○
 バス替わりに飛行機を使う人達だものね
◆タクシー/リムジン: ×
 レンタカーだと違うかも。
◆駅: ×
 日本とはまったく異なる交通事情ですからね
◆RVパーク/マリーナ: ×
 ここに到っては、日本との文化の差を感じるな〜

さて、問題の飛行機は、
1) 料金
2) 電源サービス
によって可能性はある、とされていますね。
三菱電機のCMにあるような「飛行機の中でもインターネットが出来たら・・・」というのはまだ未知数。それに対して合併でごたごたしているJALとか日本の政府機関が積極的なのは、私としては解せない。
さて、電源サービスについては、ユナイテッド航空ではハイテク・サービスの一部として、ビジネスクラス以上では以前から提供している。以前は、その Juice なるアダプタが米国内でしか入手できなかったところなのですが、今は免税品として買えるらしい。うーん、去年、ユナイテッドのビジネスクラスに (もちろんマイレージを貯めて) 乗った時に買う気にならなかったのは、そうそう乗れないからな〜という状況。今時は余程の会社じゃなければビジネスクラスの出張させてくれませんものね。遊びに行くのに貯まったマイレージ使ってビジネスに乗るのは限度があるし。。。