ウィルス作者は何を考える?

ここ1週間、NetSky、Bagle、そしてMyDoomの各ワームで、合わせて10種類以上の亜種が発見されている。実際、私も何通か、pif が添付されたメールを受け取った。あれ? Virus Check付きのメール・サービスなんだけど・・・と思ったけれど、危ないものは削除するのがネットワークに長いこと付き合っている人間の常。(ちなみに、マシンがフリーズしたら、リセットする・・・) さて、なんでこんなに亜種が増えたかとウィルス対策専門家が調べてみたところ、NetSkyの作者に対抗してMyDoomとBagleの作者が手を組んだことを暗示する、卑俗な侮辱の言葉を含んだメッセージが組み込まれているのだそうな。つまり勢力争いに発展しているわけで。
まーったく、こんな他人を巻き込むことに全力あげないでほしいよね。
世の中、悪いことには頭が冴えるというのはよく聞く話。そんなウィルス書く頭があるなら、セキュリティ対策で名前を残すことでも考えたらどうですかね。例えば、今週 Super Tuesday (ケリー候補が決まった大統領予備選) で電子投票が採用された。それを万全のものにして名前を残して、そのドキュメンタリーを作成してマイケル・ムーアにでも売り込むってどう? 絶対、マニア受けすると思うけどな・・・