日本のオンライン音楽市場は変わるか?

年末年始は昔のものも含めて総括物が多かった。過去20年間のヒット曲総括的なものを見ていて、ちょっとがっかりしたのが、やっぱり20年間で一番売れていたのは「ダンゴ3兄弟」。「大きな古時計」にしても、古くは「泳げタイ焼きくん」にしても、お子様向け、つまりモー娘。のような学芸会に使える曲が上である、という事実。
AppleiPodの脅威を訴える人もいるが、貸しレコードやケータイの着メロや着うたがが大きな市場を占める日本は米国にならないと見る向きも強い。
ダウンロードによるものか、CD売上が下がった2003年は、DVDの売上が上がった年でもあった。個人化していく音楽と家庭の中でポジションを広げつつあるDVD。
楽曲のダウンロードはアルバムCDのプロモーションと割り切れる米国と、やっぱりタイアップなどでシングルヒットに賭ける日本。
色々な考え方なのでしょうけど、NTT FletsがCMするようにPCがリビングルームにある家ってどの位なのかちょっと知りたいですね。台所やリビングの隅にPCが置いてある米国家庭は少なくないような・・・ やっぱり文化論に戻るのかしらん。