「本当、テレビって便利よね」

昨日、王ジャパンの勝利の瞬間をテレビで見ていた母のコメント。
アメリカ西海岸で行われている試合が、まるで東京ドームで行われているかのように中継されればそう思う。一体、どの位の視聴率になったのだろう。

その夜、NHKで「NHKスペシャル 放送記念日特集」なるものをちょっと見た。

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3月21日(火・祝)総合・後7・30〜10・30
 急速に進む放送と通信の“融合”が、いまテレビを大きく変えようとしている。
 インターネットによる動画配信、蓄積型受信機器の普及、ポータブル端末の登場……“いつでも”“どこでも”テレビを見られる「視聴形態の多様化」の中で、テレビの役割が改めて問われている。
 放送とネットとの“融合”時代にテレビが担う役割は何か? 守るべき「公共性」とは? メディアが大きな転換期にある今、テレビの将来像について二夜連続で考える。

第一夜 「テレビとネット〜アメリカ最前線リポート」
3月20日(月)総合・後7・30〜8・43
 第一夜は、放送と通信の融合で日本の一歩先を行くアメリカで今、何が起き、何が問題となっているのか、その最前線をリポートする。
 「いつでも、好きな時に」見ることができる「Tivo」や「ビデオiPod」等の登場で、テレビの視聴が時間や空間から開放されつつあるアメリカ。こうした視聴形態の多様化で、テレビ局は視聴率の低下に直面している。また、ハリケーンカトリーナの惨状をマスメディアよりも早く、生々しく伝えるなど、ブログジャーナリズムの台頭が既存ジャーナリズムの存在を脅かしはじめている。
 ネットとの「融合」は、何をもたらすのか? テレビに求められる役割を考える。

(VTR+スタジオ 出演:今井義典解説委員/藤沢秀敏アメリカ総局長)

※BS放送記念日特集「放送は通信とどう融合できるのか〜アメリカにみるデジタル時代の葛藤〜」(仮)(3月19日(日)BS1・後7・10〜9・00/デジタル衛星ハイビジョン・後10・00〜11・40)と連動して放送。

第二夜 「徹底討論 テレビは誰のものか」 <生放送>
3月21日(火・祝)総合・後7・30〜10・30 (ニュースのため後9・00〜9・15中断)
 第二夜は、生放送の討論番組。
 メディアが大きな転換期にある今、テレビの役割や将来像について、様々な立場の方にお集まりいただき、徹底的に討論する。
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という内容の討論部分だったのだが、NHKならば海外でも見られるが、日本にいる外国人にはやさしくない。今の電波だけではなく、他のネットなどのメディアでの配信にも耐えられるコンテンツがキーになる。公共放送ならば、様々な価値観を持つ海外状況ももっと取り上げるべきだ、というような意見が耳に残った。

日本発のコンテンツを海外に持っていくことはなにもNHKに限ったことでも、テレビに限ったことでもない。

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というようにケータイ部分でも躍起になっている。

だからこそ、ソフトバンクの動きもあったのだろう。

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にはあまり書き込まなかったけれど、Vodafoneの持つグローバル・ネットワーク上でもっと楽しむことが出来れば、docomoとかauとは別のセグメントの顧客を獲得できるはずだから。

しかし、地上波がもっと早くに発達していれば、イチローの活躍をケータイで見る人がもっといただろうな。昨日の街の様子は、まるで昭和の街頭テレビの様子を見るようだった (いや、私が実際その場にいたわけではないのですが・・・)。サッカーのW杯の時にはもっと違う様子になるのでしょうかね。