風邪をひいたのか

土曜日の朝、咽喉の痛さで目が覚めた。いつも起きる6時ちょっと前。
出かける用事もあったので、そのまま起きて家の中を片付け、時間が余ったので迷惑メール退治。
だって、金曜日の夕方から週末にかけては迷惑メールが噴出しますからね・・・

インターネットを流れるメールの8割は「迷惑メール」
というレポートを見つけたが、どうなんだろう。私はauケータイ宛はかなり多いけれど、PC宛は会社やプロバイダで防御策を取っているせいか、それほどの数ではない。まあ、でも見えないところですごいトラフィックになっているのかも。

我が国のインターネットにおけるトラヒックの集計・試算
という総務省のレポートが出ていたが、その中身を知っているのはISPでしょうかね。
最近の Winny 事件の多さを見るにつけ、P2Pはかなりヤバイと思えるのですが・・・

Winnyに関しては
「Winnyは悪くない、悪いのはウイルスであり、感染する人だ」--開発者の金子氏
という至極ごもっともな意見で
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金子氏は、Winnyを改良し、情報漏えいを防ぐことも技術的には可能と主張する。しかしながら同氏は、Winnyを200回以上バージョンアップしたことが問題視され、著作権法違反ほう助で起訴された原因のひとつになったとして、今後Winnyの改良を行わないことを警察側に誓約したという。そのため、「対策すると、バージョンアップになってしまう。Winnyをより良くするアイデアはあるが、今は身動きが取れない」と語った。
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という現状。

「Winny経由の情報漏えいは,他人事ではない」---IPA

なのですから、Winnyに感染して個人情報を漏洩してみっともない姿をさらしている官庁の皆様。ご一考いただきたく・・・

さて、本日午後1時から第6回が開かれる「通信・放送の在り方に関する懇談会」の前回資料が総務省のwebサイトに掲載されていました。

通信・放送の在り方に関する懇談会(第5回)配布資料

結構、勉強資料になりますね。どうしてこれまでこんな有用なまとめ方ができていなかったのかと思いますが。

でもな、一方で

ウェブサイトの安心・安全性を示すマークの実用化に向けて

と、正しい方向なのだが、どっかへっぴり腰に見えることも続いている。

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実験概要
 インターネット上に、 1)仮想ウェブサイト開設者(情報発信者)、 2)仮想マーク運用機関(審査機関)、 3)閲覧者(利用者)の三者を設定し、以下の手順でマークの審査から付与までをシステム上で行います。
(1) 1)は自らのコンテンツを一定の基準に沿って格付け(セルフレイティング)し、その結果等を 2)へ申請する。
(2) 2)は 1)からの申請を審査し、マーク(可視マーク及びメタデータ)の発行及び制御(取消し等)を行う。
(3) 3)はマークの視認、真正性確認、又はアクセス制御システムの利用が可能。
 これらの処理を通じて、当該マーク運用システムの有効性及び実効性を技術的に検証します
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これはとても手間がかかる作業なので、あまりやりたがるISPはいないかも・・・実際、ISPよりはコンテンツ製作者がやらなければならないことなのだが。

さて、英フィナンシャル・タイムズ紙ヘッドライン(13日付) (ロイター)[1面]に


 ★英ボーダフォン、マクローリン会長がサリンCEOの支持を公式発表、ジェント元CEOも名誉職の辞任を発表し、表面化した役員会内の対立が一服。 [ロンドン]

という一文が出ていた。これで、ソフトバンクvodafoneの合併交渉は加速するのでしょうか。週末の読売新聞に、vodafoneの日本法人の買収先に、ソフトバンク以外の、外資系企業の、名前が挙がっているといううわさも出ていたけれど、真偽はいかに?

ソフトバンクのボーダフォン買収交渉、会見があれば聞きたいこと

というちょっと面白い記事がありました。なかなか、いいのですが、その中でこの買収に対する否定的な見方 (私は投票していませんが) も多くあることが触れられていました。
じゃ、
番号ポータビリティ導入で乗り替え希望は16.8%、人気キャリアはau
というアンケートも、本当にソフトバンクの買収が決まったらずいぶん変わるかも。