東京三菱銀行が先手?

これは、別にUFJを争う銀行の話ではなく、FeliCa携帯を、キャッシュカード代わりにする取り組みのこと。

日立製作所は8月3日、FeliCa携帯に対応したATMを開発し、実証実験を実施していると発表した。
 FeliCa対応のリーダー/ライターが搭載されており、キャッシュカードの代わりにiモードFeliCa対応携帯をATMにかざすだけで、口座からの入出金ができる。これにより操作時間の短縮や、操作性の向上が期待できるという。
 開発されたATMは、東京三菱銀行内の行員専用として設置されている。機能面、運用面から製品化に向けたトライアルを行っている段階で、具体的な実運用の時期などは未定。日立製作所では、併せて関連ソリューションの開発を進めるとしている。
 なお、携帯をキャッシュカード代わりにするサービスとしてはほかに、NTTコミュニケーションズの「モバイルペイメントサービス」がある。これはNTTコミュニケーションズが4月19日に発表したプロジェクトで、携帯電話を使ってATMから現金が引き出せる。大垣共立銀行の12カ所のATMに「ケータイキャッシュカード」の名称で先行導入済。サービスに利用するATMは、沖電気工業が赤外線通信機能を実装した。

思えば、ケータイで現金を引き出したり鉄道の切符を買ったりする韓国KTFのCMを見てから既に2年以上。まだまだですね。

ケータイに関する話題としては、カー用品のオートバックスGPSケータイをカーナビ代わりにするサービスを発表したらしい。
*****日経産業新聞****
ケータイがカーナビに変身――。オートバックスセブンは今月26日から、携帯電話を活用する簡易型のカーナビゲーションサービス「ドライブステーション」を開始する。手持ちの携帯電話の液晶画面をモニター代わりに使え、カーナビシステムを購入するより費用負担が少ない。カーナビ利用者のすそ野拡大につなげる。
 情報配信サービス子会社のカー・イズ(東京・千代田)を通じサービスを提供する。全地球測位システム(GPS)用アンテナの付いた「カーナビスタンド」と呼ぶ取り付け台に携帯電話をおけば、液晶がカーナビ画面として使える仕組み。
 利用者は渋滞情報などを取り込むためのプログラムを最初にダウンロードする。その後は行きたい場所への経路検索に合わせて、必要な地図情報を適宜、入手できる。
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今のところはvodafone のみで、DoCoMoau との提携はこれかららしい。

地図に関する話題をおまけに。Yahoo! の米国でも Google のように地域限定検索サービスを実験しているとか。まあ、頑張ってください。米国、カナダは map.yahoo も充実していていいのだが、オーストラリアとかまったく整備されていない。観光立国を目指すならこんなところもこまめにやって欲しい。カンタス航空とのキャンペーンもいいけどね・・・