こんな憶測は Danger?

KDDIの小野寺正社長は,2004年10月にも実施する予定だった同社の固定通信系法人営業部門の分社について,再検討していることを明らかにした。「ソフトバンク日本テレコムを買収したことで,分社の検討を始めた昨年末ころとは状況が一変してしまった。少なくとも,10月の分社はない」。
 現在,法人営業の分社については,実施するかどうかも含めて再検討中。「彼ら(ソフトバンク孫正義社長と日本テレコムの倉重英樹社長)がどういう戦略を打ち出すのか,見極めてからでないと危ない」(小野寺社長)と,慎重な姿勢を見せる。いつまで様子見を続けるのかは明らかにしなかったが,「何もせずに動かないことはない」と含みを持たせた。
KDDI本体に吸収合併する方針を固めた」と一部報道があったツーカー・グループについてもコメント。「DDIポケットを売却するメドがたった今,移動体通信事業で次に考えなければならないのはツーカーについてであることは確か。ただ,まだ何も決まっていない」と,報道を否定した。

いや、孫さんの行動が表面だってから行動したのでは遅い! というのが業界常識だと思いますけどね。非常識だと思える発表をどんどん行動していくからこそ、今のソフトバンクBBはあるのですから。

さて、そんなソフトバンクの名前をちょっと妙なところで見つけました。それはこんな記事。

PDA付き携帯電話「Hiptop」のメーカー米Dangerが、ソフトバンクなどから3700万ドルの追加出資を受けた。パートナー関係の拡大や、各地での売上拡大に使う予定だとしている。
 PDA付き携帯電話「Hiptop」のメーカー米Dangerは7月23日、ソフトバンクなどから3700万ドルの追加出資を受けたと発表した。
 追加出資にはMobius Venture Capital、Redpoint Ventures、SOFTBANK Capital Partners、T-Mobile Venture Fundのほか、新たにInstitutional Venture Partners (IVP)とAdams Street Partnersの2社が加わった。
 Dangerは昨年、各国のキャリアと提携して新たに5カ国でワイヤレスサービスを立ち上げたほか、OEMやコンテンツパートナーとの関係も確立。今回の資金はこうしたパートナー関係の拡大や、各地での売上拡大に使う予定だとしている。

Danger といえば、こんな記事も。

シャープは7月23日、北米・欧州市場向けの通信機能付きPDAを米Dangerと共同で開発すると発表した。Dangerのソフト開発力と、シャープがPDA「ザウルス」で蓄積した独自技術を融合する。
 シャープは7月23日、北米・欧州市場向けの通信機能付きPDAを米Dangerと共同で開発すると発表した。Dangerのソフト開発力と、シャープがPDA「ザウルス」で蓄積した独自技術を融合する。
 第1弾として、Dangerが2002年から発売している、音声通話、Webブラウズ、チャットなどが可能なPDA「Hiptop」次期モデルの開発に関わる。Dangerがソフトとハードのリファレンスデザインを開発。シャープはハードの設計・開発をサポートするほか、製造、通信キャリア向け販売も担当する。
 今後シャープは、Dangerのソフトやサーバーサービスに対応した新ハードの設計も行うとしている。

ソフトバンクYahoo!BB のビジネスばかりでなく、ケータイ・ビジネスを始めるべく準備中。こうしたニュースをつなげていくと?? なお、ソフトバンクは今もUTSTARCOMという、中国でPHSを爆発的に売っている会社に投資をしているし、実際、Yahoo!BBのケータイ・ビジネスはこの会社が技術サポートしている。これに HipHop のような面白い端末が加わったら・・・どうでしょ